光科学技術は、物質・材料、バイオテクノロジー、情報通信、ものづくり等 の基盤となるもので、今後のイノベーション創出や産業競争力向上に不可欠な キーテクノロジーです。このため、光科学技術分野の研究開発課題を国として戦略的・積極的に実施するとともに、次世代の光科学技術を担う若手人材の 育成を図ることが必要です。
文部科学省では、新たな発想による最先端の光源や計測手法の開発を進める と同時に、先端的な研究開発やその利用を行いうる光科学技術に関わる若手人 材等の育成を図るために、平成20年度より、「最先端の光の創成を目指したネッ トワーク研究拠点プログラム」を開始しました。
本事業においては、我が国に散在する光科学技術に関するポテンシャルを効 果的に結集するため、光科学技術分野の研究開発能力を有する複数の研究機関 がネットワーク研究拠点を構築することを支援します。本ネットワーク研究拠 点では、研究開発によって生まれる新たな光の利活用を行う産業界や、ナノテ クノロジー・材料・ライフサイエンスなどの他分野の研究機関と密接に連携・ 協力することにより、光科学技術のシーズと各分野のニーズのマッチングを図ることとします。
研究期間は、原則として最長10年です。ただし、長期間にわたるプロジェクトを発展的・効果的に推進するため、研究開発期間を3段階(第1期:3〜 4年、第2期:3〜4年、第3期:3年)に区分し、各期の終了前には中間評 価を実施するとともに、プロジェクトの途中段階であっても、随時有効性の検 証や研究開発の変更・中止等の見直しが行われます。
ネットワーク研究拠点
公募に応募された複数の提案から、以下の2つのネットワーク研究拠点が採 択されました。
● 先端光量子科学アライアンス
- 拠点責任者:
- 五神真 東京大学教授
- 幹事機関:
- 国立大学法人東京大学
- 参画機関:
- 理化学研究所、電気通信大学、慶応義塾大学、東京工業大学
● 融合光新創成ネットワーク
- 拠点責任者:
- 児玉了祐 日本原子力研究開発機構光科学推進センター長、大阪大学教授
- 幹事機関:
- 独立行政法人日本原子力研究開発機構
- 参画機関:
- 大阪大学、京都大学、自然科学研究機構分子科学研究所
プログラムディレクター・プログラムオフィサー
本事業は、以下のプログラムディレクター(PD), プログラムオフィサー(PO)のリーダーシップのもとに実施されます。
- プログラムディレクター(PD)
- 加藤 義章 光産業創成大学院大学 学長
- プログラムオフィサー(PO)
- 人材育成担当
- 藪崎 努 大阪電気通信大学 教授
- 関東拠点担当
- 佐野 雄二 株式会社東芝電力システム社 技監
- 関西拠点担当
- 八木 重典 三菱電機株式会社 開発本部役員技監








